00
11
bar
都心に存在するという「バー ラルム」は神出鬼没のバー。そこを見つけられることができるのは、
選ばれた人だけ。なぞめいた美人オーナーの出すアロマチックなおしぼりは、その人の心を解き放ち、向かうべき場所へと導いてくれます。今宵、その扉を開けるのは、「あなた」かもしれません。
 
 
第三回 太陽の結界

  「ステキになるどころか、会える頃にはおじいさんでしょうね」

  「だいじょうぶ。魂は年をとりませんから」

  僕は「そうですね」と笑って、またワインを口にした。


  今夜はこのまま、ここ「ラルム」で朝を待とう。寝ぼけまなこの太陽が、東の空から顔を出すまで。そしてもう一度生きるため、“生命の源”を放つ光をからだいっぱいに浴びよう。太陽はきっと、弱虫な僕を許してくれるはずだ。この芳しいレモングラスの香りに免じて。



                 END

前向きな気持ちを呼び起こすレモングラス
  レモングラスってレモンの風味があるところから名前がついたハーブというのは知っていましたか? 本当はレモンの様な形をしているわけではなく細長いイネ科の植物なんです。
  レモングラスは主にエスニック料理に使われています。インドでは古くから色々と使われていて、なんと虫除けにも使われていたそうです。 効能としては、眠気を解消したい時や頭をスッキリとさせたい時に効果があるそうです。
  実は今回のお話で使われていた香りのおしぼりがあります。レモングラスやゆずなどの成分から作られたシトラールという香りです。 たとえ、何か落ち込む事があっても、そのおしぼりで手を拭けばレモングラスの香りできっと前向きになること間違い無し!
  
香りのあるおしぼりについてはおしぼり用アロマ芳香剤 ラルムのホームページをご覧下さい。
 
葉石かおり
葉石かおり
(はいし・かおり)
エッセイスト
プロフィール
  ラジオレポーター、女性週刊誌の記者を経て、現職に。利酒師、焼酎アドバイザーの顔も持つ。
  「おひとりさま」のエキスパートとして各メディアで活動中。ひとり時間を豊かにする「おひとりさまマガジン」を主宰。
  現在、東京と京都の半々暮らし。
  西陣の老舗呉服屋・宮崎織物とコラボしたメイドイン京都ブランド「和をん」では手ぬぐい、帯ほか、酒小物も販売予定。
  近著に「女利酒師とソムリエールが選ぶ今宵最高の一本」(集英社)がある。
  また京都を舞台にした携帯小説「酒亭 心酔」がブックスレジモにて近日公開。
著作
「日本全国この日本酒がウマい!」
(KKベストセラーズ)
「隠れ酒がうまい!」
(講談社)
*「女は年下男が好き」
(講談社)
「あなたが辞めるといった時、上司は止めてくれますか?〜ゆるキャリのススメ〜」
(講談社)
*「ビバ!!年下婚」
(光文社)
「30代からの結婚がハッピーになれる!」
(三笠書房)
*「かっこいい女はおひとりさま上手」
(PHP研究所)
「実践!おひとりさま道」
(ライブドアパブリッシング)
「女利酒師とソムリエールが選ぶ今宵最高の一本」
(集英社)
「大人の蕎麦屋はここにある」
(集英社)
「産まない理由」
(イースト・プレス)
*は台湾、中国、韓国にて翻訳出版
 
  Copyright (C) 2008 OSHIBORI JAPAN All Rights Reserved.